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ニッケイ新聞 2010年8月10日付け

 美空ひばりチャリティーフィルムコンサートは、美空ひばりの死後、ひばりプロダクションにより日本各地で行なわれ、国外では7回忌にニューヨーク、17回忌にハワイで実施されている。そして23回忌の今年、文協55周年、美空ひばりブラジル公演40周年を記念してブラジルでの開催が決まった。文協がフィルムを運び、開催費用は地元が負担。各地で多くの入場が見込まれている。中でもノロエステ各地から来訪するアラサツーバからは、「一回では足りない」と要望があり、二回上映になったとか。
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 日本の大学入試センターは9月1日から、同試験の受験を希望する人に受験案内を配布する。受験希望者は8月23日までにサンパウロ総領事館日系社会班(11・3254・0100)まで申し出る必要がある。詳細は同館まで。
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 「平和灯ろう流し」の式典では、広島市に流れる太田川の水が祭壇に〃献水〃された。これは広島県人会理事の石井公男さんが、おりしも広島を訪れることになっていた息子のケルソンさんに頼んで汲んできてもらったもの。「原爆で多くの市民が熱さに耐え切れず、川に入り死んでいった。その水を持ってきて冥福を祈りたかった」と石井さん。