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東西南北

ニッケイ新聞 2010年8月12日付け

 サッカーの新生ブラジル代表チームが対米国戦で2対0と好調なスタート。マノ監督の指揮の下、米国ニュー・ジャージーでの試合に挑んだ選手の平均年齢は27・5歳で、得点を挙げたネイマールとパットは共に初代表入り。監督就任直後の試合で勝利を挙げる例は少なく、余り注目してなかった米国メディアは予想外の結果に驚いた様だ。現在の米国対未来のブラジルの試合と評したメディアもあり、今後が期待される若手が育っている事が伝わってくる。ただ、南アフリカW杯での平均年齢28・9歳より若いが、14年W杯では南ア大会平均を上回るだけに、ロンドン五輪後の入れ替えが起きる可能性も?
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 大サンパウロ市圏スザノで8日夜起きた殺傷事件の容疑者に対し、10日に逮捕礼状が出た。マウアからスザノに向かう土道で穴を避けようとした45歳のアイルトン・F・ドス・サントスさんの車が通り過ぎるのを待とうともせず突っ込んできた対向車の運転手が、バックミラー(レトロヴィゾール)に接触したと腹を立て、サントスさんの車の後ろから発砲。トランクの上の板に横たわっていた14歳の息子が被弾したのに驚いたサントスさんは車を止め、降りて話そうとしたが、相手は両手を上げて近づくサントスさんに有無も言わせず更に2発。妻や5人の子供の前で撃たれたサントスさんは即死、負傷した息子は病院に運ばれ、手術を受けたが重体だ。写真で面通しして確認された容疑者はサンパウロ市在住で50歳の地下鉄職員とか。
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 サンパウロ州グアルーリョスで11日、日系人女性弁護士メルシア・ナカシマさん殺害事件を担当する警部らが、メルシアさん失踪当日の動きを再現。車の走行記録や携帯電話の通話記録などに基づく再現捜査では、元恋人で退役軍警のミザエル・B・デ・ソウザ容疑者の証言と矛盾する点も指摘されており、今後の検察の動きが注目される。