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アラブ諸国では姦淫罪=14歳ブラジル人少女に実刑判決

ニッケイ新聞 2010年8月13日付け

 両親と共にアラブ首長国連邦のアブダビに住んでいる14歳のブラジル人少女が、姦淫罪で6カ月の実刑判決を受け、刑期後の国外退去も命じられた。
 12日付伯字紙などが報じたもので、28歳のパキスタン人男性とメールなどをやり取りし、両親の留守中の4月3日に性行為に至った事が判明したためで、イスラム諸国での法に従えば婚姻関係にない男性との性行為は姦淫に当たるとして、7月末に、少女には6カ月、男性には1年の実刑判決が言い渡され、刑期後の国外退去も命じられたという。
 娘が強姦されたと訴えた親にとっては思ってもいなかった結果で、母親は混乱状態。判決取り消しを求めて上告するともいうが、ブラジルの基準がどこの国でも通用すると考えるのは誤りだ。
 英国では、ブラジル人は他国人より他人と密着する傾向が強く、キスや抱擁が性的行為との認識が薄い、セクシーで挑発的な服を使う女性が多いなどと指摘するガイド用指導書まであるという。

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