ブラジル国内ニュース(アーカイブ)

コンゴーニャス利用増加=TAM機事故の影響消える

ニッケイ新聞 2010年8月14日付け

 サンパウロ市コンゴーニャス空港の利用者数が、上半期としては07年7月のTAM機事故以来初の増加に転じたと13日付エスタード紙が報じた。
 07年上半期の空港利用者は890万人だったが、199人が死亡したTAM機の事故以降、08年上半期は680万人、09年上半期は630万人と利用者減少が続いていた。
 事故以降、空港内施設や航空システムの改修にも取り組んできた空港側は、09年下半期は2万だった利用者増が今年上半期には90万に達した事で、本格的に利用が回復すると判断。年内に新コントロールタワー建設の他、チェックインカウンター増設などにより、利用者への対応改善も進む筈だという。
 サンパウロ州グアルーリョスのクンビッカ国際空港滑走路工事は再び延期されたが、国防省は、クンビッカの収容能力を13年までに620万人にするなど、州内2空港の拡張計画も発表している。

こちらの記事もどうぞ

Back to top button