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40周年迎えた希望の家=記念式典とシュラスコ会=20、21日

ニッケイ新聞 2010年8月18日付け

 今年創立40周年を迎えた社会福祉団体「希望の家福祉協会」は、20日午後7時からサンパウロ市議会貴賓室(Viaduto Jacarei, 100)で記念式典、21日午前10時から午後3時までイタクアケセツーバ市の同施設で記念シュラスコ会を催す。案内のため上村惠ジャイロ理事長、大野孔三副理事長、青山正二ルイス、奥村憲市ネルソン両理事が本紙を訪れ、ゆかりの人の参加を呼びかけた。
 1963年6月、知的障害児童支援のため市川幸子氏により発足した希望の家は、70年1月に政府認可を受け正式に創立。発足当初5人だった園生は7年後には40人に増え、現在は81人が入居する。77年には聖隷福祉事業団(静岡県浜松市)と姉妹提携を締結し、78年に現在の施設が完成している。
 節目を祝う式典には聖隷福祉事業団から堀口路加専務理事らも出席。式典後はカクテルパーティが行なわれる。
 上村理事長は「創立から40年が経ちました。皆さんのおかげで元気にやっています」と報告した。21日のシュラスコでは関係者らに招待状を送付するとのことだが、「ゆかりのある人の来場を歓迎します。ご家族連れでどうぞ」と同会では呼びかけている。
 希望の家住所は、Trav. Hideharu Yamazaki, s/ n da Estr. do Tronco, saida km 206 da Via Dutra, Itaquaquecetuba, SP。問い合わせは同会(11・5549・2695)まで。