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長期ローンの利用者増加=支払中は他の消費を削減か

ニッケイ新聞 2010年8月19日付け

 家や車購入のため長期ローンを組む人が増え、他の金融プラン利用者が減少と18日付エスタード紙が報じた。
 増加傾向が続く長期ローンは、ここ12カ月間に家屋購入で44・2%、車購入で33・8%、今年に入ってからも23・4%と18・4%の伸びで、5万レアル以上の融資は、12カ月で34・0%、今年も14・0%伸びている。
 これは、政府が導入した持ち家政策や車への減税処置などの影響で、消費者の目が高額物件購入に向かった証拠だ。
 ただ、国際的な金融危機脱却後とはいえ、財布は一つ。長期ローンの支払が増えれば他の消費が冷え込むのも当然で、家電製品や電子機器、家具などは買い控え傾向だ。
 18日付サイトでは不渡り小切手の発行減少という情報が流れたが、先日はクレジットカードでの債務不履行増加の情報もあった。現時点でのブラジルの景気は割りと安定しているが、長期の負債が増えた場合、健全な消費計画を立てないと、借金に追われる生活に陥る危険性も高くなる。

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