ニッケイ新聞 2010年8月20日付け
モンチアズール日本祭りは1988年、同地でボランティアをしていた日本人によって自主的に企画・開催され、異文化理解や違った社会階層の人々が互いに抱くイメージを変えるきっかけとなる事などを主旨として開催を続けている。日本人ボランティアが事前に現地のブラジル人に教え、彼らが発表、ワークショップなどを行うのも特徴だ。日本ブラジル交流協会の若者も毎年のように同地で研修してきた。祭りは数多くの日本人に引き継がれて20回。今回は地元住民からの強い要望があって新たな場所での開催になったそうだ。
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スザノ福博村で剣道の普及を続ける林義宣さんによれば、「非日系人が剣道を始める理由としては『侍映画をみてかっこいいと思ったから』というのが最も多い」とか。しかし、実際練習を始めると竹刀で叩かれる痛みに耐え切れず止めてしまう人も多いそう。その一方で、「逆に痛みの虜になる人もいてね」と少々危ない発言の林さん。
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22日に開催される文協主催全伯俳句大会。主催の文芸委員会によれば、兼題作品の応募を6月末まで受け付けたところ、252人から1254句が寄せられたという。さらに当日の俳句大会(席題)の申し込みも朝蔭、蜂鳥、子雷、ブラジル俳文学ほか多くのグループからすでに100人を超え、「150人近くなるのでは」と関係者。平均年齢80歳以上。マナウスやパラナなどからも参加するとか。愛好者の多さに驚き。