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サンパウロ市アパートで強盗=1度に5軒に押し入る
ニッケイ新聞 2010年8月27日付け
25日午前7時20分頃、サンパウロ市アクリマソン区のアパート内で1度に5軒が被害に合う強盗事件が発生した。26日付伯字紙が報じた。
犯人8人の狙いは、中国系商人。トヨタのカローラに乗った犯人らは警察を装って接近し、同区で運転手と伴にリベルダーデにある学校へと向かっていた商人の娘を誘拐し商人の住むアパートへと向かった。犯人らは運転手と娘を誘導し、警備員の目を欺いてアパート内へ侵入。
アジア系の人が多く住むアパートは23階立てで、各階に1家族が住んでいる。当初の狙いは中国系商人だったようだが、商人宅を襲った後、隙をみた犯人らは他の住居4軒へも押し入ることに。
正味1時間40分のうちに現金、宝石、電子機器、車などを盗んで逃走した。車庫では10人の住民、従業員らが人質となっていたが、他のアパートの住民は全く気が付かなかったという。
用意周到な犯行様式から、犯人は中国系商人の生活スタイルやアパートに詳しい者だったと推定される。今年、市内の集合住宅地で起こった同様の強盗は他に11件報告されている。