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元恋人の靴から藻を発見 メルシアさん殺害事件で
ニッケイ新聞 2010年9月2日付け
5月23日から行方不明となり、6月にサンパウロ州ナザレ・パウリスタで遺体が発見された日系人女性弁護士のメルシア・ナカシマさん殺害事件の実行犯は元恋人のミザエウ・ビスポ・デ・ソウザ氏にほぼ間違いないとの報告書が提出された。
8月31日に発表された鑑定報告は同日サイトや1日付伯字紙などで報道されたが、鑑定士達がより有力な証拠としてあげたのは、ソウザ氏の自宅から押収された靴に付着していた藻だ。
遺体が発見された池にあるのと同じ藻が、押収された時点では既に洗われて一見きれいだった靴から発見された事で、鑑定士達は、ソウザ氏は現場にいただけではなく、水の中に足を踏み入れたはずと説明。問題の靴には、現場の土や血痕、銃弾の一部と見られる鉛と骨の破片も付着していたが、血液と骨は微量でDNA鑑定は出来なかったという。
また、メルシアさんの車の中から回収された銃弾2発は同じ銃から発射されたもので、有機物とメルシアさんの衣服の繊維が付着。弾は下から上に向かう形で発射されたはずだとも説明された。