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人気のニッケイペディア=オンラインで日本を解説=非日系人にも利用広まる

ニッケイ新聞 2010年9月7日付け

 無料のインターネットサイトで日本が分かりやすく説明されていると6日付エスタード紙が取り上げたのは、日本文化に関する百科事典「ニッケイペディア(Nikkeypedia、www.nikkeypedia.org.br)」だ。2年半前に開設された同サイトは、現在月間のアクセス数が10万件を超えており、非日系人の間にも人気が広まっているようだ。
 ニッケイペディアは、リベルダーデ地区治安協議会(CONSEG)会長で日系二世の小川彰夫さんが、世界的に有名な無料のインターネット百科事典ウィキペディアをモデルに発案し、2007年末に立ち上げたもの。小川さんは「日本文化を分かち合うネットワーク作りをして、ブラジル社会の中にその文化を伝えたかった」と理由を語っている。
 サイトではワガシ、ドヒョウ、カンジ、ミアイ、アイキドウなど約1500項目がポルトガル語で丁寧に説明されているほか、人気アニメ・ポケットモンスターのストーリーや日本の地理なども紹介される。
 ニッケイペディアも、ウィキペディア同様に誰でもがウェブ上で常に説明文を加筆修正できるシステムをとっており、現在その参加者は367人登録されているという。
 エスタード紙で報じられるように、同サイトは日系人だけでなく、非日系人にも広く活用されているようだ。リオの銀行員ロドリーゴ・レイスさん(25)も、日本のアニメやマンガ、ゲームが好きで同サイトに参加し始め、「映画監督・黒沢明の人生や作品を紹介する項目を作りたい」と話している。
 小川さんは「日本文化における得意分野で1人1人が持っている情報を提供し合い、皆で情報を共有できるのがニッケイペディアの楽しみ方」と紹介し、「近いうちに日本語のページも増やしたい」と期待を込めた。
 小川さんは、その他にもNikkeyweb(nikkeyweb.com.br/)など、日系団体の連絡先や日系イベントの日程を集約したサイトを運営している。

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