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貨物車と公共バスが衝突=9人死亡、19人が負傷
ニッケイ新聞 2010年9月11日付け
8日午後11時20分頃、サンパウロ州のアメリカーナ市で貨物列車と公共バスが衝突し、バスの乗客ら9人が死亡、19人が負傷する惨事が発生した。10日付伯字紙が報じた。
28人を乗せて同市バスターミナルを出発したバスは、カリオバ街を交差する踏み切りで、停車中の列車の前を横断しようとしたところ、反対側から来た貨物列車に側面から衝突され、2車両間で押し潰された後、約200メートルにわたって引きずられた。77両編成で7800トンの荷物を積んだ貨物列車は、時速30キロでサントスへと向かっていた。
事故現場にいたとされる鉄道警備員は警報機を鳴らしたと報告したが、左足と肋骨を骨折したバスの運転手アロンソ・デ・カルバーリョ氏(51)は、踏み切りの見張りは誰もおらず、警報はバスが踏み切りに侵入した後に鳴り出したと主張している。
同氏は判断ミスを問われ起訴されたが、警報はバスが踏み切りに入ってから聞こえてきたという助かった乗客の証言もあり、事故当時警報システムが正常に作動していたかどうか調査が行われている。
9日夜にはサンパウロ州イバテー市で同じく踏み切りに侵入した乗用車が電車に衝突し、助手席にいた女性1人が死亡した。