ニッケイ新聞 2010年9月14日付け
聖西芸能連合会(中川浩巳会長)は19日午前9時から、タボン・ダ・セーラ市セントロ区のニコラ・ヴィヴィレチオ公園(Praca Nicola Vivilechio)内にあるCEMUR講堂で『第30回移民祭り』を開く。入場無料。
案内のため中川会長、田畑稔名誉会長、橋谷文夫相談役、木村優副会長が3日来社した。
説明によれば、地域のリーダーだった故千葉勇喜氏が日系団体の結束を目的に1980年に同会を設立、同祭も第1回が行なわれた。
ブタンタン、エンブーなど傘下10団体がそれぞれ10の演目を披露、イタペセリカ日本語学校生徒によるお遊戯や劇、タボン文協のYOSAKOIソーランもある。
恒例の各支部一人ずつの高齢者表彰に加え、今年は30回目の節目であることから、95歳以上(6人)に記念品が授与される。
持ち回りで担当する食堂では、ピラジュサーラ文協婦人会が腕によりをかけた弁当やうどんや軽食を販売する。
昨年は約700人が来場、今年はさらに多くを見込み、来場者に渡す記念のカネッタを800本用意しているという。
中川会長は、「コロニア芸能祭に負けないくらいの芸達者が集まります。一日楽しめますので是非ご家族、ご友人と遊びにきてください」と呼びかけている。