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エイケ氏が韓国企業と提携=MMXへの増資で港湾買収

ニッケイ新聞 2010年9月15日付け

 企業家エイケ・バチスタ氏は、13日同氏率いるMMXの活動に韓国企業SKネットワークスを迎え入れることを発表した。14日付伯字紙が報じた。韓国で鉄鉱業界4位のSKネットワークスは、7億米ドルで同社の株式の11%を所有することになる。今回の提携を機に、エイケ氏は今後さらに他の韓国企業との提携を想定している。
 また、今回の出資を受けて、MMXは輸送戦略としてリオデジャネイロ州イタグァイーに建設が進められているLLX社所有のスーパー港湾ターミナルを買収する。買収額は22億レアルとされ、今年中に完了の予定。
 2012年の操業を見込む同港湾ターミナルは、鉄鉱石の取り扱い能力が年間5千万トンを見込み、将来的には1億トンまで拡大される。名称は、ポルトX港湾運営株式会社への改称も考えられている。
 現在、同港湾ターミナルの資本の70%はLLXが保有し、残り30%は投資ファンドCentennial Asset Mining Fundが所有している。

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