ニッケイ新聞 2010年9月16日付け
ブラジル日系キリスト教連盟(斉藤斎理事長)は、日本各地で講演、著書も多い佐藤彰牧師を講師に招いた音楽と講演『祝福は苦しみの向こうに』を全伯各地で開く。
斉藤理事長、佐藤浩之さん、佐藤師、妻のちえ子さんが8日に案内のため来社した。
佐藤師は、山形県出身。福島第一バプテスト教会の牧師を務めながら、年50回の講演活動を約25年続けており、アメリカなど約30カ国でも講演。初来伯した05年には、モジ、イタケーラ、アリアンサを訪れている。
「同じ日本人が苦労された話を聞き、財産をもらったと感じている。日本での講演でも伝えている」と経験を生かしていることを報告。昨今の殺伐とした社会問題を念頭に、「ますます聖書の必要性を感じている。日本人が必要としているものがブラジルにはある。様々な出会いのなかで交流、吸収していきたい」と力強く抱負を述べた。
サンパウロ市内での交歓会、講演後、サントス厚生ホーム、ピラール・ド・スール、カンピーナスなどで講演した。今後の講演日程は、サンジョゼ・ドス・カンポス(17日)、べレン(19日)、リオ・ニテロイ(21日)。
26日午後3時に援協福祉センター(Rua Fagundes, 125, Liberdade)である『伝道大会』での講演が締めくくりとなり、27日に離伯する。
詳しくはブラジル日系キリスト教連盟(11・2071・9554/斉藤、11・3651・2052/佐藤)まで。