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ニッケイ新聞 2010年9月16日付け

 62年の歴史がある『全伯短歌大会』。短歌誌「椰子樹」の300号をみると、第1回は59人、過去最高は84年の36回大会で134人。80年代が最盛期で、その頃は文協ビル大サロンで催していたという。ちなみに今年の出席者数は51人と過去最低。愛好家は推定200人と俳句に比べれば少ないが、同誌の編集に携わる梅崎嘉明さん(87、奈良)は、「とはいえ、昔と同じように和気藹々とやっている。皆さん熱心に作られますよ」と笑顔。
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 3年間ハバロフスクで抑留された松本實隆さんによれば、収容所での労働はノルマ制で、ノルマを100%こなせば賃金も出たという。得た賃金を現地人の労働者に貸していたが、命令後すぐの帰国だったため返してもらう暇がなく、「損したよ」。また収容所では、旧日本軍将校がロシア語を習い、夜には他の抑留者に共産党教育もあったそう。ただ松本さんの場合は「居眠りしながらだから、聞いてなかった」とか。
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 国際交流基金サンパウロ日本文化センターは16日から10月末まで、隔週で日本映画上映会を行なう。会場は同センター(Av. Paulista, 37)。上映日時は隔週木・土曜午後3時から。入場無料。16、18日の上映は「ALWAYS 三丁目の夕日」。