ニッケイ新聞 2010年9月24日付け
女子バレーボールのワールド・グランプリ予選ラウンド第二週A組グループの試合が8月6日から8日までサンパウロ州サンカルロス市で行なわれ、ブラジル、日本、イタリア、台湾の4チームが参加した。
一日目はブラジルが3―0で台湾に、日本が3―1でイタリアに勝利、二日目はブラジルが3―0で日本に、イタリアが3―0で台湾に勝利、三日目はイタリアが3―1でブラジルに、日本が3―1で台湾に勝利した。結果、ブラジル、日本、イタリアがそれぞれ勝ち点6を獲得した。
帰国を前に全日本女子チームの真鍋政義監督は、「ブラジルチームはやはり世界一。高さとパワーに圧倒された。それに、サーブとブロックも強烈」とブラジル戦の感想を述べた。今後の全日本の目標について、「2012年のロンドン五輪でメダルを獲得すること」と力強く宣言。さらに「2016年のリオ五輪ではブラジルチームにぜひ勝ちたい」と意欲を見せていた。(元ブラジルナショナルチームコーチ・今井庸浩さん通信)