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サンパウロ市メトロ5号線=1年遅れで工事開始へ
ニッケイ新聞 2010年10月22日付け
21日付エスタード紙などによれば、サンパウロ州政府が20日、サンパウロ市メトロ5号線の拡張工事開始命令に署名し、1カ月以内に工事が始まる見通しとなった。完成予定は2014年。
02年から運行しているサンパウロ市南部カポン・レドンド―ラルゴ・トレーゼ間(8キロ、6駅)の既存線を延長し、2号線のシャッカラ・クラビンに接続する工事は12キロに及び、ブルックリン、イビラプエラ、モエマ、サンタクルースなど11駅が新設される。現在の同線利用者は一日約12万人で、全線開通後は一日64万人の利用が予想されている。予算は60億レアル。
メトロ公社によれば、買収の対象となる360不動産の約6割はすでに立ち退きが完了。買収予定地にはブルックリンやモエマの高級住宅地、ショッピング・イビラプエラ前の区画など高級商業地も含まれている。
立ち退き後の景観の変化など、環境破壊の告発を受けた州検察局が昨年から続けていた調査は今年7月に終了したが、告発が棚上げとなるか否かはまだ決まっていない。