ニッケイ新聞 2010年10月22日付け
先週末の香川県人会の創立55周年式典。車椅子で参加した山下淑子さん(91)に取材した。
ご主人の晴哉さんが「79年から00年で亡くなるまで事務局長を務めた」ことを記事に使わせてもらった。
掲載後に電話が。「間違っていた。思い出したら、事務局長の名を頂いたのは13年だけ。気になったけど、誰に話したかわからず…」と恐縮されていた。
聞けば、事務方として同様の仕事をした年数は間違いない。問題ないのではーとコラム子。
団体の役員から、「家族、特に妻の支援なしにはできない」という声を聞く。こうした小さな気配りが歴史を作ってきたのかな、と感じ入った。
式典では歴代会長の写真が会場に。藤本徹也会長いわく、「皆さんに見守ってもらいたい」。
多くの人が支えたこの節目。再度―おめでとうございます。(剛)