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大耳小耳

ニッケイ新聞 2010年10月26日付け

 「年をとって思い出すのは故郷秋田。そこから、多くの方が来てくれた。こんなに嬉しいことは無い。知事さん皆様に大変感謝している」。秋田県人会の記念式典では、感無量の様子で桜庭喜太郎さん(92、潟上市)が高齢者代表の謝辞を述べた。川合会長らの計らいもあり、挨拶を聞いた佐竹知事は降壇し、桜庭さんに駆け寄り、握手の手を差し伸べると会場から大きな拍手が沸いた。粛々とした式 典の中で、涙腺を刺激する場面となった。
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 ワルツもいいけど、モラルもね―。23日の夜、文協会員拡充委員会(上辻照子委員長)主催「ワルツの夜」が文協体育館であったのだが、窓や扉が開けっ放しで防音対策は全くなし。ブラジルの法律でも夜10時以降は騒音を出してはいけないはずだが、12時近くまで音楽が鳴り響き、周辺住民は迷惑顔。「東京ナイトクラブ」「ベサメムーチョ」が昭和な雰囲気を醸し出していたが、これも得意の文化普及?