ニッケイ新聞 2010年10月29日付け
地理統計院(IBGE)が行っている国勢調査が何度訪ねても応対してもらえないなどの問題で難航しており、調査期間が11月15日まで延長された。監視カメラやイヤホン付きの高級住宅地の方が難航し、同種地域担当調査員に特別ボーナスの話もあったが、門を閉ざされてはいかに士気の高い調査員も致し方無し。人種の坩堝のブラジルだけあり、駐在員など、日本語しかわからない人向けには日本語で作られた調査票が配られたと聞いた時は驚いたが、IBGEにはいったい何カ国語の調査票があるのか。
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チャールズ・チャップリンの言葉に〃笑いのない日は無駄にされた1日〃という名言があるが、サンパウロ市のとある街角では、交差点に止まる車の前で演技するピエロ達を見て仕事帰りでしかめ面の運転手も思わず和む。思わず噴き出し、大口を開けて笑う人や、肩の力が抜け微笑む人、人、人…。最初は慌てて窓を閉めたりした人も、最後は拍手と歓声でチャオ! チリリッカの予想外の得票数も、社会批判であると共に世の中が笑いを必要としている証拠かも。
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喧々諤々(けんけんがくがく)の27日の最高裁審議の様子はテレビやインターネットでも流れたが、つくづく、最高裁判事も人間だなと思う場面が数カ所。高等裁判事が訴えられるという事件も起きているが判事=聖人君子を望むのは無理?