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台所のガス漏れが原因=爆発で4家破損、3人ケガ

ニッケイ新聞 2010年11月4日付け

 2日未明、サンパウロ市北部のヴィラ・サンタ・マリア区でガス漏れによる爆発が発生し、4家屋が破損、児童2人を含む3人が軽いケガを負った。3日付伯字紙が報じた。
 爆発の原因と見られているのは台所のガス漏れ。マリア・レジーナ・ド・ナシメントさん(78)が、お湯を沸かした後、ガスの元栓を閉め忘れたと考えられている。マリアさんの自宅と近隣の3家屋に被害が及び、壁、天井、窓などが破損した。
 爆発時には、4家屋に21人がいたとされ、マリアさんが腕や足などに軽度のやけどを負ったほか、9歳と10歳の児童2人がかすり傷を負った。こういったガス漏れによる事故は、今年の1月から10月間に市内で855件報告されており、その管理には十分な注意が促されている。
 2日付フォーリャ紙は、リベルダーデ区ガルボン・ブエノ街とグローリア街にある日本料理レストランや韓国料理レストランで、各テーブルに設置されている小型ガスボンベを指摘。大きさによっては、市の条例で認められていないものもあるそうで、市の立ち入り検査が行われるという。

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