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肥満者たちに偏見か=健康上の問題が背景に
ニッケイ新聞 2010年11月6日付け
サンパウロ市の心臓病院ではサンパウロ、リオで18~60歳の600人に対して太り気味(適正体重以上)の人や肥満者に対する意識調査を実施。全体で過半数の人が太った人との結婚を望まないとしているなど、偏見への声も上がっているが、太っている人への否定的な見方は健康上の問題にもあるようだ。5日付フォーリャ紙が報じた。
男性では54%が太った人との結婚を望まない、女性ではその数は46%。所得別にみればB、Cクラスでは44%、51%。Aクラスは66%と高くなっている。
一方で、仕事での業績に影響すると回答した人が81%。結婚生活に支障が出るとした人が78%、交通機関の利用への影響が77%と示されており、単なる偏見ではなく、社会生活での影響も反映した結果といえそうだ。肥満を病気の一種とみなしている人も38%いた。
就職や昇進への障害ともなってくるとされる肥満だが、実際は、高血圧や糖尿病といった健康上でのリスクから企業側もその扱いに慎重になっていると専門家は指摘している。