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殺人容疑の警官ら逮捕=5年前のケンカの恨み?

ニッケイ新聞 2010年11月9日付け

 9月10日に姿を消したサンパウロ市の2青年誘拐・殺害容疑で軍警4人が5日に身柄を拘束され、上官2人も更迭されたと6日付伯字紙が報じた。
 サンパウロ市南部のシダーデ・ヅットラ在住の警備員エメルソン・エイダさん(28)とその友人で金属工のエジソン・エジネイ・ダ・シウヴァさん(29)が消息を絶ったのは、9月10日夕方。姑の車でバス停まで送ってもらった弟が、バスの中から、軍警に車を止められ、両手を後ろに回した状態で話しているのを見たのを最後に姿を消したと報告したのを受け、軍警と市警の双方が捜査を行っていた。
 警察では、2人が消息を絶った地域の警官達の動向などを中心に捜査を進めていたが、4年前に警官となった軍警が、警官となる前にエメルソンさんとケンカして負け、「警官になって仕返ししてやる」と脅していた事や、その軍警が事件当日使用していた車両は、他の車両の倍の距離を走っていた上、車から発見された血痕はエメルソンさんのものであると6日に確認された事で逮捕に至った。
 エメルソンさんが姑から借りた車は、サンパウロ市南部のパレリェイロスで9月14日に焼け焦げた状態で発見され、約40日後の10月23日には、車発見現場から約15キロのパレリェイロスの茂みで焼死体発見。発見された遺体は2日後、入れ墨と歯形からエメルソンさんのものと確認された。
 また、今月4日、同じくパレリェイロスで発見された遺体がエジソンさんのものであるか否かは現在鑑定作業中だ。
 警察によると、逮捕された4人の内2人は事件とは無関係だと供述しているが、残る2人は供述を拒否しているという。4人が所属していた大隊の司令官ら2人は責任を問う形で更迭された。

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