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全伯古武道大会に250人=16部門で熱戦、真剣の実演も

ニッケイ新聞 2010年11月10日付け

 二天古武道研究所(岸川ジョージ代表)は16、17両日サンパウロ州グアルーリョス市で「第9回ブラジル古武道大会」を開催しブラジル、アルゼンチン、チリの約40の支部から約250人が参加した。
 5歳から10歳が出場する子供の部から45歳以上のベテランの部、女性の部まで出場者の世代は幅広い。鎖鎌、薙刀、杖術、居合い術、剣術など16部門に分かれて白熱した団体戦が繰り広げられた。
 その他、師範らによる真剣を使ったゴザの試し切りのデモンストレーション、剣術の源流といわれる香取神道流のゆっくりした型なども披露され、集まった600人の観衆は静まり返りその所作に見入った。