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女子バレーに悪夢再び=無念!今回も銀メダル

ニッケイ新聞 2010年11月17日付け

 14日、東京で行われたバレーボール女子世界選手権決勝戦で、前大会同様ロシアと対戦したブラジルは、セットカウント2―3で再度の敗北を喫し、屈辱挽回ならず。今大会タイトルも銀メダルに終わった。15日付伯字紙が報じた。
 準決勝では3―2で日本を下したブラジルは、2006年同様、ロシアとの決勝戦に臨んだ。3セットまでは2―1と優勢だったものの、4、5セットでリズムを崩し逆転を許す。最高殊勲選手賞(MVP)受賞のロシアのエカチェリーナ・ガモワ選手による攻撃で、35点を失点している。
 ブラジルのセッター、ファビオラ選手は、「このタイトルはどうしても逃がしたくなかった。この悔しさをもう一度味わうなんて耐えられない」と涙を流した。ジョゼ・ロベルト・ギマラエス監督は選手の健闘を認めながら、「ガモワ選手の攻撃は食い止めることができなかった」と称賛を贈った。
 3位決定戦でアメリカと対戦した日本は3―2で勝利。1978年の銀メダル以来、8大会ぶりのメダル獲得となった。

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