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異常乾燥で5千年前の遺物見つかる

ニッケイ新聞 2010年11月18日付け

 異常乾燥下で13・63メートルという1902年以来の最低水位を記録したアマゾン川のネグロ川とソリモエンス川の合流地点付近で、10以上の人の顔が描かれた岩が発見された。考古学者は、普段は水面下にある岩の絵は雨が少なかった約5千年前の作品で、同地域に古くから集団社会があった証拠だという。2001年にアマゾナス州のウルブ川とパラー州のトロンベッタス川の合流地点で発見され、1200年前のものと鑑定された岩絵とは年代差があり、趣向が違うという。