ニッケイ新聞 2010年11月19日付け
県人会の記念事業で、記念誌の刊行がある。最近はもちろん日ポ両語、それぞれ趣向を凝らしての本づくりが興味深い。
頂けないのは、式典当日にできていないこと。後の郵送料の出費を考えても仕上げるべきだが。
今月21日に創立50周年を祝う兵庫県人会(尾西貞夫会長)の記念誌が出来上がった。会長はじめイラチの〃面目躍如〃だが、編集がベテラン田中慎二氏と聞き、合点がいった。
祝辞には知事、県議会議長は当然のこと、扇千景元参議院議長や5市長、協力企業代表が名前を連ねる。杉良太郎氏が寄稿しているのは尾西会長の人脈のなせる業。
今年9月に亡くなった後藤留吉さん、日系画家の若林和男さん、アマパー州で日本語を教える横野玲子さんらを紹介、活躍する県人の聞き書きもあり、〃読める〃記念誌となっている。(剛)