ニッケイ新聞 2010年11月23日付け
画家・造形作家の大竹富江さんによる個展が24日から、ピニェイロスの大竹富江文化センター(Av. Brigadeiro Faria Lima, 201)で開かれる。23日午後8時から会場でオープニング。
京都府出身。36年に渡伯した大竹さんは、半田知雄、玉木勇治らによって35年に始まったサンパウロ美術研究会(聖美会)で50年代から画家として活動を開始した。
絵画とともに数々の彫刻・モニュメントを手がけブラジル美術界で活躍。08年には日本移民百周年を記念してグアルーリョス国際空港とサントスに記念モニュメントを制作したことも記憶に新しい。先日97歳の誕生日を迎えた。
今回の個展は昨年と今年の1年半に制作した絵画作品25点が出品される。同展は、大竹文化センター10周年記念イベントの一環でもある。
展示会は来年2月20日まで開催される。24日以降の開場時間は火曜から日曜の午前11時から午後8時。入場無料。月曜休館。
同センター電話=11・2245・1900