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洪水で児童2人行方不明=豪雨による事故、停電多発
ニッケイ新聞 2010年11月27日付け
25日、サンパウロ市南部のアメリカノーポリス区ザブブス川(排水路)付近で8歳と11歳の兄弟が行方不明になった。豪雨で引き起こされた洪水により、川に落ちた弟を助けようとした兄も巻き込まれて流されたものだ。消防と警察が消防車2台、ヘリコプター1機を導入し、必死の捜索活動を続けている。26日付フォーリャ紙が報じた。
事故が起こったとされるのはカルロタ・マルシジオ街47番で、昨年10月の洪水で車を流された夫婦が死亡した場所から一区画あまりの地点。住民らによれば、ザブブス川は豪雨時には常に氾濫するという。近隣には多くのバハッコ(掘っ立て小屋)も建てられ、近くで遊ぶ子供も多い場所だというのに、川沿いには事故防止用の柵さえないのが実情だ。
同日は、午後5時から7時20分にはサンパウロ市全域でCGE(緊急事態管理センター)の洪水注意報が出ており、ブタンタンやバーラ・フンダ、コンソラソン区などではヒョウも観測された。
CET(交通技術公社)によれば、バイクを巻き込んだ事故が6件発生し、5人が負傷。各地で停電も起こっており、ヴィラ・マリアーナ区は午後5時から8時半の間暗闇に包まれた。