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東西南北

ニッケイ新聞 2010年11月27日付け

 犯罪組織と警察の衝突が繰返されるリオ市の様子について、映画「トロッパ・デ・エリッテ」をつくったジョゼ・パイーリャ監督が、犯罪組織の一掃は第一段階に過ぎず、真の平和獲得のためには警察機構の改革などが不可欠だとの談話を発表した。警察機構の改革には金も時間もかかると話す同監督の「改革はリオ州だけではなく国を挙げた取組みが必要だ」との言葉は、リオ州保安局長が「今回の犯罪組織掃討作戦は州の問題ではなく国家の問題」と語ったのと一致する。ミリシアや麻薬密売者らがはびこる原因を取り除かない限り、同じ様な問題は繰返される事になるが…。
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 国際サッカー連盟(FIFA)が25日、2014年のW杯時、ブラジルの警察は国際刑事警察機構(インターポール)の協力を得ると発言。W杯もオリンピックも治安管理は開催国の責任だが、ここ数日のリオの実態に不安を覚えてインターポールにも応援を要請済みという事だ。リオの出来事は国外のメディアでも相当報道されているから仕方無いが、いずれのイベントでも治安が不安材料の第一に挙げられている事の証拠でもある。
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 29日予定の高速鉄道の応札に唯一参加表明の韓国はブラジル企業の辞退で参加が危ぶまれたが、26日午後、ブラジル9社、外国企業13社のリスト公開。16時半現在、入札延期の話は出てないが。