ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
カルフールに会計監査=横領額12億レアルだった
ニッケイ新聞 2010年12月2日付け
国内20州と連邦直轄区で事業を展開している大手スーパー・カルフールで4カ月前に発覚した横領の推定被害額は4億レアルと10月に報告されたが、実際の損失はその3倍の12億3万レアルに及ぶことが、国内外で行われた会計監査により明らかになった。1日付伯字紙が報じた。
11月30日、フランス・パリのカルフール本社で投資家、アナリストとの会見が開かれた。ラース・オロフソン最高経営責任者はブラジル国内の将来的なビジネスについての質問に対し、同国内での営業権を売却するつもりはないとし、「ブラジルはリーダーとなる優先市場、経営陣には信頼を寄せている」とコメント。今後の小売店の拡大も視野に入れているという。
7月の横領問題表面化後、ブラジル・カルフールのジェアン・マルク・プエヨ社長と理事全員が解雇された。事の起こりは5年以上前に遡る可能性があり、現在も責任の所在が追求されている。
ブラジル・カルフールの創立は1975年。年間収入は256億レアル、約7万人の従業員を抱えている。