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ワセリン点滴で少女死亡=医療ミスで警察が捜査開始
ニッケイ新聞 2010年12月7日付け
4日午後、サンパウロ市北部のサンルイス・ゴンザガ市立病院で診察を受けたステファネ・ドス・サントス・テイシェイラさん(12)が、誤って液体状ワセリンを点滴され死亡する事故が起こった。市警は、過失致死として医療ミスの原因を詳しく捜査している。6日付伯字紙が報じた。
母親のロゼアーナ・メルシア・ドス・サントス・テイシェイラさんによれば、ステファネさんは嘔吐や下痢を伴った腹痛のために病院を訪れた。最初は症状が軽減したかに見えたステファニさんだが、点滴を変えた後、突然、異変が見られた。ワセリンの点滴後、口が渇くと言い、「死にそう。死なせないで」と苦痛を訴えていたという。すぐさまサンタ・セシーリア区のサンタ・カーザ病院へと搬送されたが、7回の心停止を起こし死亡した。
一般的に、ワセリンは軟膏などの外用薬として使用されているもの。ステファニさんの父親が警察署に事故を報告し、現在、法医学研究所によって鑑定が進められている。市立サンルイス・ゴンザガ病院は、サンタ・カーザ病院の経営となっていた。