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今年も盛大に年越し=大通り、海岸で花火や音楽

ニッケイ新聞 2010年12月9日付け

 今年の年末も、サンパウロやリオでは盛大な年越しのイベントが催される。音楽ショーや花火など、楽しいプログラムが企画された。両市ではそれぞれ250万人、200万人の来場を見込んでいる。8日付伯字紙が紹介した。
 31日午後8時に始まるサンパウロ市パウリスタ大通りのショーには、歌手のファビオ・ジュニオル、バンドFiuk&Banda Hori、カピタウ・イニシアウなどが出演。セルタネージョ歌手のゼゼ・ジ・カマルゴ&ルシアーノが年末のカウントダウンを行い、年明け後には、サンパウロ・カーニバルの優勝チーム・ローザス・デ・オウロも登場する。
 大通り内15カ所に舞台を写す大画面が設置されるほか、今年はサンパウロ美術館(MASP)備え付けのカメラでとらえたショーの様子をネット(www.earthcam.com)上で公開予定。80の屋台が並ぶほか、安全を配慮し、2900人の軍警、警備員を配置する。
 一方のリオでは、コパカバーナ海岸の4カ所に舞台を設置、メインの舞台ではパゴッジ、アシェ、サンバが繰り広げられる。午後6時開始でゼッカ・パゴジーニョやアウシオネが出演するほか、リオ・カーニバルの優勝チーム・ウニードス・ダ・チジュカなどが出演する。20分間にわたる海上での大花火にも期待が寄せられる。
 今年は、両市ともイベント開催費は全て後援者によって負担され、公的資金は一切出ていないという。