ニッケイ新聞 2010年12月11日付け
11月16日から19日の4日間、岐阜県の中津川市でレジストロ市との姉妹都市提携30周年の記念式典、記念行事が挙行された。1980年にこの協定が結ばれて以来、両市では活発に交流が行われ、2~3年毎に互いの友好親善使節団が訪問している。
今回レジストロからは、サンドラ・ケネデイ市長夫妻、高橋国彦レジストロ姉妹都市協会会長、金子国栄レジストロ文協会長夫妻を始め、20人の親善団が中津川市を訪れた。
大山耕二中津川市長・歌子夫人、杉本潤中津川姉妹都市友好推進協会会長・庸子夫人、同会員、中津川商工会議所の若手メンバー、市民などから温かい歓迎を受けた。
記念式典では両市の友好関係に貢献したサンドラ・ケネデイ、高橋国彦、清水リーナ3氏に中津川市特別名誉市民章が贈られ、中津川市の渡辺淳二さんにレジストロ名誉市民章が贈られた。
記念行事の傍ら、レジスロト訪問団一行はドウダンツツジ、楓に彩られた紅葉を満喫し、三菱電機中津川製作所、昭和村、明治村、馬籠の藤村記念館、関の刃物直売センター、苗木遠山史料館、リニアモーターカー試験場、鉱物博物館等を見学した。
市長会談で次の3項目が合意に達した。(1)お互いに環境問題に取り組んでいく。(2)若手実業家の交流を図っていく。(3)お互いの町の様子を交換し、広く市民に公表していく。
サンドラ市長は2013年に日本移民入植100周年を迎えるレジストロへ、中津川市からの訪問団を招待した。(金子国栄さん通信)