ニッケイ新聞 2010年12月14日付け
ブラジリアのブラジル外務省で15、16両日、第3回日本ブラジル科学技術協力合同委員会が開催される。外務省ホームページによれば、日本側からは山中誠外務省科学技術協力担当大使を議長に、文部科学省、経済産業省、農林水産省ほか関係機関の代表者、ブラジル側からはセルジオ・レゼンデ科学技術大臣、アジル・ダ・ホッシャ・ヴィアナ外務省科学技術局長(議長)、科学技術省、鉱山動力省ほか関係機関の代表者が出席。両国の科学技術政策についての情報交換、両国間の科学技術協力の現状および今後の可能性などについて意見交換を行う予定。
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伯字紙に出ていたが、リベルダーデ付近の不動産価格が高騰している。サンパウロ市全体で平米当りの平均登録価格が、昨年は4084レアルだったが今年はなんと5272レアルと29%も上昇した。中でもリベルダーデは46%も上がった。アパートやビジネスビル建築ラッシュになっているのが頷ける数字だ。ちなみに一番値上がりしたのはベラ・ビスタ地区の81%、北部ビラ・マリアは74%にもなった。他には日系人の多いサウデ、サントアマロ、イタケーラではやはり40%を超えるところも。逆に値下がりしたのは東洋街のお隣カンブシーの11%減、サンマテウスの9%減など。不動産バブルじゃなきゃいいが。
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豪邸が立ち並ぶことで有名なサンパウロ市西南部のアウト・デ・ピニェイロ区を訪れた帰り、昼時だったのでポルキロ・レストランに入った。ポルキロだから安いだろうとは思ったが、場所柄を考え念のために値段を聞くと「キロ33レアル!」との返答。ちなみにリベルダーデでは最安ならキロ17レアル、安めで20レアル前半、高めで20レアル後半ぐらいか。キロ27レアルの某中国系ポルキロで50レアル近く食べた健啖家の同僚記者がいるが、彼が件の〃高級〃ポルキロに行ったら我々の安月給では払えないかも。そういえば10年ほど前の交流協会生でスパゲティ半キロを一人でペロリと平らげるうら若き乙女もいたが、夫になった男性は結婚してから驚いたに違いない。