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確定申告下限額引き上げ=同性の同伴者も認められる
ニッケイ新聞 2010年12月15日付け
今年中の所得に関する確定申告要領が13日に発表された。14日付伯字紙によると、2011年3月1日~4月29日に確定申告が必要な給与所得年額は2万2487・25レアル以上。
09年の所得に関する確定申告下限額は1万7215・08レアルだったから、申告不要者が増える計算になるが、実際には月額1499・16レアルを超えると源泉徴収の対象となるため、申告下限額以下でも源泉徴収を受け、税の払い戻しが受けたい人は、確定申告が必要となる。
また、非課税対象所得や源泉徴収済み所得の合計が4万レアルを超える人や、資産や会員権などの権利売却ならびに株取引による収入があった人は、確定申告が必要だ。
農業従事者で年収12万2436・25レアル以上の人や、12月31日現在、土地や資産、権利の時価総額が30万レアルを超える人も申告が必要。外国人でも、ブラジルに居住しこれらの条件に適合する場合や、不動産売却後、住居用の不動産を180日以内に購入するために免税申告して認められた人も、確定申告は必要だ。
簡易申請での控除額は20%までで、来年の申請では1万3317・09レアルが上限。
扶養家族が居る場合の控除額上限は1808・28レアル。来年の申告分からは伴侶としての扶養控除の対象に同性者も認めるようになる。教育費の控除上限は一人当たり2830・84レアルだが、医療控除は上限を定めない。
来年からは紙の書式が廃止され、申告はインターネットかディスケッチのみ。申告しなかった場合の罰金は、165・74レアルから納税額の20%まで。