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下院がビンゴ再開を否決=来年2月にまた議題へ?

ニッケイ新聞 2010年12月16日付け

 ルーラ現政権下の2004年に一度禁止されたビンゴの経営を、再度合法化するプロジェクトが挙がっている。14日、下院議会で実施された投票では144対212票で否決されたものの、合法化支持の議員らは来年再び投票にかけると意気込んでいるようだ。15日付伯字紙が報じた。
 学校や教会から300メートル以上離れた場所での開設、未成年の使用禁止、監査員として連邦警察を配置するなどの条件でビンゴ再開を謳ったプロジェクトでは、スロットマシーンを除く、ビンゴやポーカーなどのビデオゲームの設置合法化を掲げていた。再開のためのロビー活動も盛んに行われていた。
 厳密な条件下で再開しなければ資金洗浄など犯罪組織の活動を助長させるものになるとの反対意見が多かったことで否決されたが、提案者の1人PDT(民主労働党)のパウロ・ペレイラ・デ・シウヴァ下議は「実際には支持票も多かった。プロジェクトは議題に残る。来年2月に戻ってくる」と強調している。
 サンパウロ州では今年1月から11月までに6万4319台、サンパウロ市だけでも今年10月までに2万3538台のスロットマシーンが押収されている。個人で開いているカジノも多く、昨年には、10日に1件の割合で警察によるカジノの取締が行われていた。

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