ニッケイ新聞 2010年12月21日付け
静岡県や愛知県で多発したカーナビ盗難事件を捜査していた静岡県警などの合同捜査本部は先月末、4人のブラジル人を容疑者として逮捕した。静岡新聞が報じた。容疑は6月に愛知であったカーナビ盗難。浜松中央署によると、いずれも同県西部在住、年齢は19歳から25歳で、容疑を認めているという。同県、愛知県ではこれまで同様の手口のカーナビ盗難事件が約100件起きており、逮捕された4人が関与した可能性もあるとみて捜査が進められている。
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隣国ボリビアでも日系移住地、サンタクルスなどで野球の試合が行われているが、やはり道具が足りないところもあるよう。サンフアン移住地で発行される会報ABJ通信によれば、現在準備中の少年野球チームで道具の寄付を受付中。「とにかくグローブが必要!」と使い古したものも大歓迎と呼びかける。かつて田舎の移住地で手製のグローブでプレーした元野球少年たちには懐かしく聞こえる話題では。
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会館建設計画を長年推進する岐阜県人会。今年6月には母県で「ブラジル岐阜県人会を応援する会」が設立され、いよいよ来年1月から募金が開始される予定という。やや旧聞だが、同県人会だより10月号に掲載。県人会側では今後建設計画を詰める必要があるが、少しずつながら歩みは進んでいる様子。