ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
ますます活況の新興国=17年に先進国を凌駕?
ニッケイ新聞 2011年1月12日付け
国際コンサルタント会社プライスウォーターハウス・クーパース(PWC)の分析によれば、2009年に購買力平価でみたGDP(国内総生産)が世界9位だったブラジルは、2050年に日本を抜いて4位に浮上との予測を8日付エスタード紙などが報じた。中国やインドなど新興7カ国の購買力平価でみたGDPは、2017年に先進7カ国を追い抜くという。
報告書によると、17年の新興7カ国(中国、インド、ブラジル、ロシア、インドネシア、メキシコ、トルコ)の購買力平価でみたGDP総計は35兆1692億ドルとなり、先進7カ国(米国、日本、ドイツ、英国、フランス、イタリア、カナダ)の34兆8335億ドルを上回る。
ブラジルの購買力平価でみたGDPについて見た場合、今年はフランス、2013年は英国、2025年はドイツ、2037年はロシア、2039年は日本を追い越すと見られている。
ただし、購買力平価でみた国民一人当たりの所得では、ブラジル人の所得が現在のドイツ人の所得に追いつくのは40年後とされている。購買力平価とは、米国で1ドルの品物を各国通貨で買うといくらかかるかを算定し、各国の生活費や所得に応じた購買力を比較するための数値の事。