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副作用のない肺癌=治療ワクチン開発
ニッケイ新聞 2011年1月14日付け
キューバが世界最新の肺癌に対する治療ワクチンを発表したと10日付フォーリャ紙が報じた。
ハヴァナの分子免疫学センターのジセラ・ゴンザレス所長によると、CimaVax・EGFと名づけられたワクチンは肺の腫瘍を消滅させるのではなく、末期の腫瘍をコントロールし易い慢性型に変化させるもの。すでに1000人以上の人が治療を受けたが強い副作用もなく、病状と生活改善に期待する患者らが世界中で注目している。