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最低賃金545レアル=インフレにあわせ再調整

ニッケイ新聞 2011年1月18日付け

 15日付伯字紙によると、ギド・マンテガ財務大臣が14日、最低賃金を2月1日から545レアルに引き上げると発表した。ただし、この調整は、1月分にさかのぼって適用することはない事を強調した。
 新しい値は、2010年度の510レアルを昨年度のインフレ6・47%に相当する6・86%で調整したもの。
 大臣は2月2日から開会される連邦議会にはかるため、政府と労働組合との間の合意をもとにした暫定令発布の準備にかかるが、2015年までは最低賃金のインフレ率より高い調整を確約しようとしている。
 労組との合意では最低賃金はインフレと過去2年の国内総生産の成長率に基づいて調整される事になっており、この数式で再調整されれば、2012年の最低賃金は12〜13%の引上げになる見込みだと、マンテガ大臣は述べている。

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