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リコール台数が昨年倍増=今年の先陣はフォード社
ニッケイ新聞 2011年1月25日付け
製造上の欠陥が原因で昨年リコールされた車の台数が2009年と比べほぼ倍増と22日付エスタード紙が報じた。2010年中のリコールは63回行われ、対象となった車やオートバイの数は143万2千台。44回で72万9500台がリコールの対象となった09年に比べ、96・4%の増加となった。
消費者保護局(DPDC)法務担当のコーディネーター、アマウリー・オリヴァ氏は、リコールの増加は増産や販売の増加などの要因によるもので、リコール自体は悪い事ではないと話し、「欠陥製品が出回らないためにも、ないよりあったほうがいい」と述べた。
一方、フォード社が24日から30万860台対象の大リコールと22日付伯字紙が報じた。
子供が中から扉を開けないようにするために後部ドアに取り付けた安全装置のチェックと交換の対象は、2007〜09年型エコスポーツ(車台番号500004〜999999)と2008〜09年型フィエスタ・ロカム(同107522〜423122)。検査と取り扱い説明書修正の対象は、2011年型エコスポーツ(同575295〜598749)。
サービスのスケジュール予約は24日から開始される。詳しい問い合わせは、電話0800・7033673か、ブラジル・フォード社のサイトwww.ford.com.brで。