ニッケイ新聞 2011年1月27日付け
リーガ・アリアンサの総会に出席した西森ルイス氏は、「連邦議員として政治の面から日伯の経済的な繋がりを強めたい」と力を込めた。4月にはパラナ経済使節団を引き連れ、日本、中国に向かうという。企業家同士の交流を通じ、技術を持った日本の中小企業にブラジルに目を向けさせることが目的の一つだ。加熱するブラジル市場は、苦しい日本の中小企業の希望の光となるか。
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パラグアイの邦字紙『日系ジャーナル』によれば、同国で06年以前に発行された全ての「硬貨」の使用期限が今月5日で終了した。今後、2014年1月6日までは同国の中央銀行、および指定銀行だけで交換することができるという。万が一、大量に持っている人は早めに交換を。
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日系ジャーナル紙によれば、パラグアイ人はイグアスの国境の町シウダ・デル・エステ市は南米の「伝説の町」だと思っているらしい。創立からわずか53年で、パ国第2の大都市(30万人)に成長したからだ。輸入関税がブラジルより安いことから、多くのブラジル人買い物客が訪れて商業が発達し、アラブ商人を先頭に「70の民族の町」といわれるとか。何でもかんでも売っている町として有名で、地元人は「象を探しているならエステ市で見つかる」ことを誇りにしている。ちなみにモジ市の人口は39万人、スザノ市で26万人程度だが「伝説」か。
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県連代表者会議では今年のふるさと巡りについて本橋幹久副会長から説明があった。3月に予定しているモコカ、ジャボチカバルなどを巡る旅行は、予定130人のところ既に115人の申込みがあり、残りわずか。10月の旅行では亜国ブエノス・アイレスやメンドンサ、ウルグアイのモンテビデオなどを予定しているそうだ。このほか、8月のパラグアイ・イグアス移住地50周年式典にサンパウロ市から参加する旅行が企画されており、県連としても後援する考えだという。