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最高裁欠員にフックス氏=上院が諮問後に正式承認
ニッケイ新聞 2011年2月11日付け
上院が9日、ルイス・フックス高等裁判所判事(57)の諮問を行い、最高裁判事就任を正式に承認したと10日付伯字紙が報じた。
最高裁判事は昨年8月から欠員が生じており、フィッシャ・リンパ法などの重要審議が、賛否同数で決着がつかないなどの問題も起きていた。
最高裁では、メンサロン事件の審議や公立大学の特別枠問題、同性愛者の婚姻問題、中絶問題などの他、イタリア人活動家セザル・バチスチ氏の本国送還問題など、様々な審議項目が山積みされているが、諮問会では一部項目についての直接言及を避けたようだ。
上院憲政委員会では、判事には感性が必要であり、各種の格差が存在する中でも全ての人に同等の権利を保証する責任があるなどの持論を説き、委員会メンバーからの拍手を受けた。
判事ならば誰でも最高裁での審議の場に就く事を望むと自らの体験を基に語った同判事の最高裁就任は、満場一致に近い68対2で承認された。