ニッケイ新聞 2011年2月17日付け
ブラジル将棋連盟(川合昭会長)は27日、「老中杯戦大会」を同会館(R. Galvao Bueno, 19, 3o. andar)で開催する。今年で節目の40回目。川合会長、山田孝由副会長、斉藤広専務理事が案内に訪れ、参加を呼びかけた。
午前7時半から受付開始、10時から開会式、10時半から予選対局を行なう。カテゴリーは老中杯戦ほか4段、3段、2段、初段戦、親睦戦A・B。参加費は一般30レアル、16歳以下は無料。
年に4回の大会を開催している将棋連盟。しかし近年では参加者の減少が悩みの種だ。一時は王将戦と名人戦の2回に縮小する案も出たが、「歴史ある老中戦は継続すべき」との意見が多く、開催を決めたという。
「今年一年は縮小せず大会を行っていきたい」と一行は話し、「多数の参加を」と呼びかけた。
問い合わせは同連盟(11・3209・7687)まで。
3月にはパラナ大会
パラナの将棋界では3月27日、クリチーバ市でパラナ将棋選手権が開かれる。同地連盟が主催、ブラジル将棋連盟が後援する。