東西南北

ニッケイ新聞　２０１１年２月２６日付け

　サンパウロ州政府が、２０１０年５月に火災が起きたブタンタン研究所を再建中だ。ブタンタン研究所は、ワクチン類の製造・開発などと共に、爬虫類の研究でも知られているが、貴重な蛇やくもの標本を保管していた建物が焼け、多大な被害を受けた未明の火災の原因は、今も不明のまま。州政府が３００万レアルの予算をかけて再建する建物は、従来より大きく、防火対策も万全だという。現在は１６００平方メートルの建物の形を示す壁一つないというが、創立１１０年の記念式典出席をかね、建設現場を訪問したジェラウド・アウキミンサンパウロ州知事は、１２月末までには完成すると明言している。
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　カーニバル前の商店で仮面が売れ放題と言う、ピエロで下院議員のチリリッカ氏が、下院の教育文化委員会に参加する事が決まった。職業柄、文化関連分野で活動したいと発言していた同氏だけに、同委員会への参加は本人からの要請とか。下院の活動初日に出勤登録しただけでリオに戻り、海岸でスポーツを楽しんでいたとして槍玉に上がったロマリオは、観光・スポーツ委員会メンバーに選ばれたという。
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　２５日付フォーリャ紙に、バイア州でのカーニバルのプログラム紹介の小雑誌。各地でサンバの曲が流れ、はちきれんばかりの笑顔の人々が道々に繰り出す時期がやってきた。