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ニッケイ新聞 2011年2月26日付け

 昨年に続き発行される県連報告書の編集が追い込みを迎えている。今回は県連45周年記念の意味も込めて、現在までのフェスチバル、ふるさと巡り、ゲートボール、マレットゴルフなど主催行事を掲載、全体で80ページの見込みで、ちょっとした小記念誌並みだ。現在最終校正の段階だそうで、訂正部分がある会は早めに連絡を、と園田昭憲副会長。
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 5月に開催されるピアニスト宮下和夫氏と響ファミリーのチャリティーショー。宮下氏は移民百周年の08年に開かれた京都文化・産業フェアーで初来伯、翌09年には国本武春浪曲師らとともに同年のトメアスー移住80周年前夜祭に出演した。もう一方の響ファミリーはコロニアではおなじみ。コロニアで育ち、日本の大衆演劇で活動する彼らにとっては、07、08年に続く3度目の里帰り公演となる。08年には移民百周年の日本文化週間に出演し、人気アンケートで舞台部門の第1位に。ブラジリア連邦議会での百周年式典にも女形の姿で参加し、その写真が伯メディアに取り上げられたことも懐かしい。
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 プレスリリースによれば、住友商事株式会社がこのほど、リオ州山間部で発生した洪水被害に対し、ブラジル住友商事とともに500万円の義援金を拠出することを決定した。このほか、ブラジル住友商事でも、役職員有志による救援物資を拠出している。