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ニッケイ新聞 2011年3月4日付け

 新事務所に移って初めての総会を終えた長崎県人会。使途不明金問題による会計の混乱も、100%ではないものの正常化の兆しが見えてきているようだ。同会では昨年3万レ余りを繰越し、今年の予算でも同額程度の繰越しを予定。出席者からは「そんなに残したらまた〃間違い〃が起きるのでは」との冗談も聞こえたが、来年の創立50周年に向けた積み立てであると執行部の説明を受け、一同納得。
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 長崎県人会の50周年式典は、開催は決めたものの、日程、内容などは今後詰めていく予定という。通例なら8月ごろが一般的な時期だが、同会では「民間との交流も図りたい」との考えから、カーニバル時期の2月ごろに合わせてはどうかという考えもあるそう。しかし、2月は県議会の時期。あちらを立てれば何とやらで、難しいところ。
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 今月26日にある評議員選挙にあたり、本紙では10日に日ポ両語による立候補者リストを掲載する(ポ語版JORNAL・NIPPAKは12日掲載)。文協は、名前だけが知られている人に投票が集中することのないよう、3行程度の経歴を付記することを立候補者に要望したが、33立候補者(個人11、団体22)が経歴を載せることを希望しなかったという。立候補するからにはアピールすることが大事だと思うのだが…。