ニッケイ新聞 2011年3月10日付け
4、5日晩にサンボードロモで行われたサンパウロ市カーニバルのスペシャル・グループを中心に、その白熱した様子を写真グラフで伝える。優勝は創立81年の伝統を誇るVAI・VAIで、98年には日本移民90周年を記念したパレードを行い、優勝した馴染みのあるチームだ。今回も各チームには日本人、日系人が多数参加し、ブラジルが世界に誇る伝統行事を盛り上げた。(リオ以外の写真は全て美代賢志さん提供。Kenji Miyo / Web Media Brazil Site)
満面の笑みを浮かべて楽しそうに踊る出場者
バレエのようなポーズの振りを決める女性
男性も負けずに楽しそうに踊る様子
X9にパッシスタとして出場した田辺森下佳苗さん
インペリオ・ダ・カーザ・ヴェルジで第2メストレ・サーラを見事務めた6年目のベテラン三由翼さん
X9の大原紗耶香さん
リオのスペシャルチーム、インペラトリース・レオポルジネンセに出場した葛西ジョエさんは「カーニバルに今年もパシスタで出られて本望です! チームの踊り手の名に恥じぬようがっつりサンバステップ踏みました。長い練習期間も含めて今年のカーニバルはとても楽しかったです」と興奮冷めやらぬ様子で本番の感想をメールで送ってきた
「マンゲイラで踊るよ2011」ツアーでは日本人43人がリオへ向かった。大半はサンパウロ市在住だが中には日本、米国、国内の地元リオ、マナウスからの参加も。最年長の伊豆山康夫さん(78歳)も意気軒昂と最後までパレードし、「来年も」とさっそく表明。代表の細川多美子さんは「あのバッテリアの大迫力、4000人+大観衆の大合唱、強烈なライト。この興奮はやめられません。マンゲイラは不滅です」と語っている