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ニッケイ新聞 2011年3月10日付け

 8日付けの秋田魁新聞によれば、同県湯沢市特産の「稲庭うどん」30キロがこのほどブラジルへ向けて出発した。昨年のブラジル県人会50周年の際に要請されたことを受け、秋田の味をブラジルで広めてほしいと市と稲庭うどん協同組合が県人会へ贈ったもの。同会では7月の県連日本祭りで紹介するという。30キロを小分けすると2千食分になる見込みとか。今年の日本祭りでは長野県人会でそば打ち名人来伯の計画もあるが、こうした話は本番までにまだ出てくるのでは。13回を経て日本とのつながりが少しずつ結実しているようだ。
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 宮崎県の移住史コンテストの申込みと実際の参加人数の大きな差は記念史の「分厚さ」に関係があるだろう。それを苦にせず4度も繰返して読んだルーベンスさんに、なぜそこまでやれたのか、と尋ねると、「2回目以降はしんどかったけど、どうしても日本に行きたく、友達に会いたかったから」とすぐに答えが返ってきた。初の訪日では関東から九州宮崎まで約1ヵ月、友人らを訪ね歩くことが一番の楽しみ。「憧れ」や「友情」が生んだ多きなパワーを見た。
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 「斉藤○イチ」という名はアタリらしい。当地にも斉藤準一空軍総司令官がいるが、日本では斉藤光壱さんが見事栄冠を獲得した。あちこちのサイトを覗いてみると、彼は東京の音楽業界では〃ヴァウテル斉藤〃で通っているらしい。普段は日本人向けにバーでボサノバやMPBを歌っているが、一番得意なのは日本語の歌謡曲。日本に帰化して在京のブラジル系銀行に勤めており、今のところ「歌は趣味」らしい。確かに39歳では遅咲きかもしれないが、演歌界なら良くあること。ジェロの例もある。今回の優勝を機に、優しさと国際性を売りにして日本で一花咲かせて欲しいとの声も。